Hooverphonic - Mad About You (Orchestra Version)

Heilungの前にLera Lynnで思い出した曲を先にする。


Hooverphonic - Mad About You (Live at Koningin Elisabethzaal 2012)

https://www.youtube.com/watch?v=6EA-MIYY1bg


ベルギーのポップスグループだがこのライブ以外は目立つところがない。
しいて言うならボーカルを今まで7人変えているのが特色か。 ※wiki調べ(笑)
歌っているのは6代目ボーカルNoemie Wolfs。(Noemieの中eはアクセント付き)
元々は5代目ボーカルのGeike Arnaertが歌っていたが、ジャンルも印象も全く違う。

ライブではオーケストラを使いTrip hopな感じを消しているけれど、そのアレンジがNoemie Wolfsの安定した声と見事にマッチして原曲とは違った良さを引き出している。
唐突な「白鳥の湖」のサンプル演出もアレンジが光るところだと思う。

初めて聴いたときはBart&Baker featuring Catherine D'Lish "Dead Air"を思い出して嬉しくなったが、Hooverphonicのオフィシャルで色々聴いて冷めてしまった。
このOrchestra Version以外の曲にはまるで魅力がなかったからだ。
比較用にGeike Arnaertが同じように歌っているライブも貼ろうかと思ったが、気怠げに歌うNoemie Wolfsに魅力を感じるのはハッキリしているし、そもそもライセンスの表示がされていないので見送る。

そのNoemie Wolfsも独立以降のオフィシャルを見るかぎり停滞しているようなので少し勿体なさを感じる。普通に歌えるのだからParov Stelarのような人と組んだら面白そうだけど、もっと静かな音をつくれるコンポーザーやプロデューサーと絡めば、より興味が湧くと思う。