その後・・③

まーた続きです

青 → ワタクシことアイナー
緑 → N
橙 → セニョール
桃 → サンタのおねーさん

前回、救世主のNが登場したとこで終わってました

その続き↓


彼はわざわざ車から降りてきました

「パラディソ?」

天国か?、と聞いてるわけですね

「シー♪」

あぁそーだぜ相棒、と答えてやりましたよ

すると今度は

「シガープリ~ズ」

Nは愛煙家です

「イェップ♪」

胡散臭い外人のノリでカッキから1本奪って渡してやりました

てかなんだこのやりとり笑

「どこ向かってんの?」

あ、そっから説明しないとダメなんだw

「なんかDが○沢行くとか言ってんだけど」

「今から?何かあんの?」

「バカがオバケ見たいんだって」

呆れつつ苦く笑うN

「しかもガソリン足りてるのに給油してるし」

「つーかよくサンタに気付いたね」

そー普通は過ぎてから気付く

「ウペの奇声でさー」

「カッキはそれがツボったらしくて笑いっぱなし」

またもNは苦笑い

「そっちは?」

無駄に元気なスピンと、妙に哲学的なセニョールは大丈夫なのか?

「スピは愛唄と空はまるでをずっと歌ってた」

どーいうコンボだそりゃ

「セニョは寝そう。でも椿屋かけると起きるw」

ナゼ椿屋だけ?何か思い入れでもあんのか?

「あー、んじゃカッキもそっちに移籍で」

吸わせろ吸わせろと五月蝿いヤツをプレゼント

「スピをレンタルしようか?」

・・・いらねー笑

「まだセニョのがマシ」

ちらっとN車を見るとセニョと目が合う

--- がちゃ、バタン ---

なんて無駄なアイコンタクト

「タバコ臭ぇーから」

それだけ言うと、ちゃっかりこちらに移乗

そんな一連の流れでヤツを忘れかけてると

--- うぃーん ---

窓から顔出して恨めしそうにこちらを見てるD

へいへい・・・

「んでNさん?あのサンタさん可愛いよネ?」

努めて穏便に切り出します

「え?あー・・わりと可愛いかも。なに早速ナンパ?」

さー何て言おう汗

「うん、そー」

「あ、うそマジなの?アイナー珍しいw」

ちげー。アンタだよアンタ・・

「ぃゃ、nさんにお願いが・・メルアド聞いてきて」

言った!

「はあ?自分で行くとこでしょ?」

やっぱり・・

「Dが聞けってしつこいんだよ~助けろよ~」

面倒なんでぶっちゃけてやりました

しかしそこは大人なN

「あいつハナさんいるじゃん、ダメだって。ハナさんに悪いって」

くそ、カッコいいぜN

「言って!それDに言ってやって!!」

・・・カッコわりぃぜアイナー

さっそく諭しに行ってくれるNの背中を頼もしげに見つめます

すると、

「あの~お会計よろしいですか?」

振り返るとエンジェルサンタがそこに

あー・・・

・・・・マジで可愛いなこの人

そこからワタクシの転落が始まります

女性を意識すると頭ん中真っ白になる特技があるんです

昔から

ちょうど↑みたいな感じで可愛いなとか、綺麗だなとか

身近に感じてしまうともーダメ

だから財布を取り出しつつ、パニックになって思わず言ってしまったんです

「あのサンタさん、今特別なトナカイとかっていますか?」

・・・

・・・・

・・・・・となかい?

やっちまった~!!!!

もちろんキョトンですよ

サンタさん含めて、近くにいたNとDも

・・・

トナカイはねーだろっ!

だいたいなんだよ特別なトナカイって

普通に彼氏いますかって聞けよ!

って感じに凹みかけます

ところが・・・

「えっと・・彼氏、ですよね?ならいませんよ?」

と天使の声が聞こえてきたんです

見ればサンタさん笑ってらっしゃる

あぁ・・良かった

引かれなくて良かった

とりあえず優しいサンタさんで良かった

そっから怒涛の謝り攻勢です

「す、すいません。お仕事中に変なこと聞いて・・」

「いえ、お気になさらず(微笑)」

「ホントですか?でもトナカイっすよ・・?」

「面白かったですよ?」

「え!?うそ?」

「あはは、普通にメアド聞かれたりするのと違って新鮮でしたよ?(微笑)」

あぁ輝いてる、微笑みがまぶしーくらいに輝いてる

「声かけられたりメアド聞かれること多そーですね笑」

「いえそんな・・・仕事中はホントたま~にですよ(微笑)」

たま~にじゃないな、これは

そー思いながら会計を済ませます

後ろから淀んだ殺気が漂ってきてますがスルー

振り返るとヤツが何か言いそうなのでスルー

で、お釣りを持ったサンタさんが近づいてきたときに再び事件が・・・



まだ続きます^^;
ゴメンナサイ
すごく、いたたまれない

けど楽しかったんで日記として残したいんです笑